［特集］消費者金融「自壊」−−大手に迫る「長期衰退」の危機−−多重債務者増殖を招く　過剰融資の「ワナ」
週刊東洋経済　第5867号　2004.1.10

［特集］消費者金融「自壊」大手に迫る「長期衰退」の危機多重債務者増殖を招く　過剰融資の「ワナ」上限金利据え置きの舞台裏　昨年は消費者金融業界にとって、規制上限金利の見直しという重大なイベントが控えているはずだった。　２０００年６月に商工ローンの悪質な取り立て問題を背景に、高利に対する批判が高まり、出資法の規制上限金利は４０・００４％から２９・２％に引き下げられた。その際、「上限金利については３年後…