渡瀬裕哉の「ワシントン便り」
プレジデント　2022.2.4号　2022.2.4

この記事の情報
掲載誌	プレジデント　2022.2.4号（2022.2.4）
ページ数	2ページ　（全2759字）
形式	PDFファイル形式　（1479kb）
雑誌掲載位置	94〜95頁目

今年、米国の覇権は大きく後退するだろう２０２２年は激動期への準備　２０２２年は大統領選挙の当たり年でもなく、中国共産党結党１００周年も２１年に終わっている。そのため、２２年の位置づけは次なる激動期に向けた準備期間と見ることが妥当だ。特にジョー・バイデン政権にとってはインド太平洋地域へのシフトを本格化させる前提条件が揃うか否かの分かれ目となる年と言えるだろう。　まず、本年早々にバイデン大統領による「…