人間邂逅○「若き日の演劇仲間」●岡村俊一／田沼和俊
プレジデント　2017.7.17号　2017.7.17

「こけら落とし公演の演出は岡村しかいない」。彼の名前が真っ先に思い浮かびました。　付き合いはもう３０年ほどになります。お互いに社会に出てすぐの頃、演劇作品を一緒に企画したのをきっかけに、親交が深まりました。　以来、彼が演出する舞台をしょっちゅう観に行っています。時には、稽古場をのぞかせてもらうこともあります。今年の春先には、つかこうへいさん（故人）の戯曲『熱海殺人事件』を「ＮＥＷ　ＧＥＮＥＲＡＴＩ…