
数字の学校24 世界最高水準だった江戸時代の和算●桜井 進
プレジデント 2015.8.3号 2015.8.3
掲載誌 | プレジデント 2015.8.3号(2015.8.3) |
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ページ数 | 1ページ (全1189字) |
形式 | PDFファイル形式 (232kb) |
雑誌掲載位置 | 105頁目 |
「和算」をご存じだろうか。聞いたことはあっても、よく知らないという人が大半ではないかと思う。それもそのはず。学校の教科書でもほとんど触れられず、高校の日本史で和算家の代表格、関孝和の名前が出てくる程度だからだ。 和算とは、江戸時代から明治にかけて日本人が独自に研究、発展させた数学だ。そのレベルは極めて高度で当時、世界最高水準にあった。たとえば、関孝和の弟子である建部賢弘は、「円周率π」の計算で41…
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