ヒットするデザイン１７　「グランドセイコー」のやってはいけないデザインとは●小杉修弘
プレジデント　2015.5.4号　2015.5.4

この記事の情報
掲載誌	プレジデント　2015.5.4号（2015.5.4）
ページ数	2ページ　（全1170字）
形式	PDFファイル形式　（733kb）
雑誌掲載位置	108〜109頁目

　一九六〇年に誕生した「グランドセイコー」はセイコーウオッチにおける最高級ラインで、ちょうど今年で五五周年を迎えます。六七年に世に出され、後のグランドセイコーのデザインの基盤を築いた「４４ＧＳ」を現代版にアレンジした復刻モデルを作ろうという話が持ち上がりました。しかしここから発売まで、多くの壁が私の前に立ちはだかりました。　昔は時計製造に関わる職人の数も多かったので、たくさんの時計を作り、その中か…