経営時論１６１　中間搾取の悪役？「商人」は今の時代も必要か●石井淳蔵
プレジデント　2012.10.15号　2012.10.15

この記事の情報
掲載誌	プレジデント　2012.10.15号（2012.10.15）
ページ数	2ページ　（全3286字）
形式	PDFファイル形式　（672kb）
雑誌掲載位置	14〜15頁目

「商人不要論」は幾度となく唱えられる。商人は「取引数最小化の原理」から市場の効率を上げるだけの存在として説明される場合が多い。だが彼らはより重要な仕事を担っていると筆者は説く。流通科学大学学長石井淳蔵＝文いしい・じゅんぞう●１９４７年、大阪府生まれ。神戸大学大学院経営学研究科博士課程修了。神戸大学大学院経営学研究科教授などを経て、２００８年４月より、流通科学大学学長。専攻はマーケティング、流通シス…