義弟が語る「何を伝えたかったのか、何を遺したかったのか」●上村洋行
プレジデント　2009.12.14号　2009.12.14

この記事の情報
掲載誌	プレジデント　2009.12.14号（2009.12.14）
ページ数	5ページ　（全6099字）
形式	PDFファイル形式　（1426kb）
雑誌掲載位置	44〜48頁目

「人生へのきびしい覚悟としたかったのです」。一枚の絵にそっと裏書きされていた……撮影／立木義浩今なお日本人を魅了し続ける、司馬遼太郎。義弟が在りし日の思い出と司馬作品について語る。司馬遼太郎記念館館長上村洋行Ｙｏｋｏ　Ｕｅｍｕｒａ小澤啓司＝構成撮影／平地　勲司馬遼太郎に初めて出会ったのは、私が小学校の高学年のときでした。姉・みどりと結婚するということで、私どもの家に遊びに来たのです。そのときはまだ…