堀場雅夫の知的楽観経営論〜「股裂きの刑」に耐えるべし　損益を無視しながら重視する
日経トップリーダー　第364号　2015.1.1

この記事の情報
掲載誌	日経トップリーダー　第364号（2015.1.1）
ページ数	2ページ　（全2292字）
形式	PDFファイル形式　（961kb）
雑誌掲載位置	72〜73ページ目

３３会社の発展段階で、経営者が必ず通る関門がある。損益度外視の経営者が、財務の重要性に目覚める瞬間だ。大いなる自己矛盾を包含することが経営者の要件だ。　ベンチャービジネスは、赤字を恐れる人には到底できません。赤字になろうがなるまいが、ひたすら前のめりに突っ走り、家屋敷をはじめ全財産を担保に入れるくらいの危っかしい人でないと、事業は立ち上がらないのです。　実際、そこそこ成功した創業経営者で、初めから…