サッカー日本代表監督の組織経営論　７　アルベルト・ザッケローニ（２）〜旧代表監督ｖｓ現代表監督　執念の差が勝負を分けた
日経トップリーダー　第337号　2012.10.1

この記事の情報
掲載誌	日経トップリーダー　第337号（2012.10.1）
ページ数	1ページ　（全1146字）
形式	PDFファイル形式　（224kb）
雑誌掲載位置	103ページ目

　９月１１日午後７時半、ブラジルワールドカップ（Ｗ杯）アジア最終予選第４戦。日本対イラク戦キックオフを前にして、埼玉スタジアムは異様な熱気と興奮に包まれていた。この試合には、幾つかの因縁があったからだ。　日本がＷ杯予選でイラクと戦うのは１９９３年の「ドーハの悲劇」以来。さらにイラクの監督は２００２年から４年間、日本代表監督を務めたブラジルの英雄ジーコだ。　ジーコに対しては、多くの日本人が複雑な思い…