特集　不況でも売る！「超」町工場経営　本多プラスの秘伝〜ひとつできたら、いくつでもできるようになる車庫に作った工場で試行錯誤を繰り返す
日経トップリーダー　第296号　2009.5.1

この記事の情報
掲載誌	日経トップリーダー　第296号（2009.5.1）
ページ数	3ページ　（全2435字）
形式	PDFファイル形式　（2749kb）
雑誌掲載位置	25〜27ページ目

本多プラス社長の本多克弘は１９３８年、４人兄弟の末っ子として台湾で生まれた。父は現地で事業を成功させていたが、終戦により、一家は貨物船の船底に乗って日本に引き上げた。　帰国後の１９４６年、父は愛知県新城市でセロファン製品加工の「本多セロファン工業所（後に本多工業所）」を立ち上げ、やがてセロファンで筆用の透明サヤを作る方法を考案し、製造を始めた。　その頃、本多は多感な少年だった。負けん気が強く、上級…