特集　オレの出番だ　社長が救う会社の危機〜オレの　出番だ
日経ベンチャー　第265号　2006.10.1

　会社が危機に直面したとき、社長は鼎かなえの軽重を問われる。ピンチのときに、経営者が絶妙の舵取りをすれば、会社は窮地を脱し、新たな成長局面を開くこともできる。だが万一、社長が判断を誤れば、会社は一気に奈落の底に落ちてしまう。　危機を前にしたとき、重要なのは原因をしっかり認識し、できるだけ有効な手を打つことだ。　例えば、ある家具販売店の社長は売上高激減に対して、「お客さんを楽しくもてなそう」と、自ら…