「礎」近代日本 再建者列伝 第五話〜“三井”の瓦解を救った風雲児 中上川彦次郎 文◎加来耕三 Kouzo KAKU 画◎中村麻美 Mami NAKAMURA
日経ベンチャー 第233号 2004.2.1
掲載誌 | 日経ベンチャー 第233号(2004.2.1) |
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ページ数 | 4ページ (全4523字) |
形式 | PDFファイル形式 (531kb) |
雑誌掲載位置 | 102〜105ページ目 |
「凄まじい男だ」 と中上川に舌をまいたのは、“三井”の人々であった。 この頃、“三井”は瓦解寸前にまで追い詰められていた。明治維新を挟んで、薩長閥と組むことで、その財力の維持・発展を図ってきた“三井”であったが、その保護、癒着(ゆちゃく)の代償として、三井銀行は不良貸付が日増しに増えていたのである。それでも関係を続けたのは、三井銀行が中央金庫の公金を取り扱う特権をもらっていたからであった。 だが…
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