倒産の研究〜関山（酒類卸売業）
日経ベンチャー　第212号　2002.5.1

この記事の情報
掲載誌	日経ベンチャー　第212号（2002.5.1）
ページ数	3ページ　（全4060字）
形式	PDFファイル形式　（73kb）
雑誌掲載位置	64〜66ページ目

創業一〇〇年を超える老舗の酒類卸会社だったが、熾烈なビール販売競争の中で、無理に販売量を維持して消耗した。取引先への度を超えた支援で借入金が増加し、資金繰りも悪化。メインの仕入れ先に売掛債権を奪われて力尽きた。　今年二月中旬、アサヒビール茨城支社の営業担当者が、同社の特約店である大手酒類卸会社、関山（ひたちなか市、関山日出男社長）の大口取引先を次々と訪問した。　何の用なのか、いぶかる取引先に対して…