経営者のための話の小箱〜平生嫌いな人を よく用いるという事こそ 手際なり
日経ベンチャー 第191号 2000.8.1
| 掲載誌 | 日経ベンチャー 第191号（2000.8.1） |
|---|---|
| ページ数 | 1ページ （全1037字） |
| 形式 | PDFファイル形式 （28kb） |
| 雑誌掲載位置 | 157ページ目 |
江戸末期の漢学者で、幕府の学問所である昌平黌しょうへいこうでも教えた佐藤一斎の『重職心得箇条』の中の一節。 一斎が属していた美濃の巌邑いわむら藩の重職のために書いたもので、今日でもそのまま通用する味わい深い心得の数々が述べられている。「重職」とは「家国の大事を取り計らうべき職」のことで、企業でいえば重役がこれに当たる。 この心得箇条は一七条から成る。第一条で、重職たる者は細かいことに汲々としてい…
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