特集〜本当の修羅場はこれからだ
日経ベンチャー　第183号　1999.12.1

この記事の情報
掲載誌	日経ベンチャー　第183号（1999.12.1）
ページ数	5ページ　（全6885字）
形式	PDFファイル形式　（114kb）
雑誌掲載位置	25〜29ページ目

特別保証制度の「カンフル剤効果」で延命した企業は約五〇〇〇社−−。シンクタンクの試算によると、倒産件数が減る一方で、倒産予備軍は確実に増加している。年末から来年三月の年度末にかけて、企業の資金繰りは大きな試練に直面しそうだ。　「件数が激減したうえに、誰もが知っている有名企業の破綻もなかった。そういう意味で、今年は久しぶりに平穏な年になりそうだ」。ここ数年、大型倒産の続発に振り回された信用調査会社の…