特集１ イーサネットの歴史探訪記〜１００％の伝送効率を引き出す三つの基本原理が産声を上げる
日経NETWORK 第33号 2003.1.1
| 掲載誌 | 日経NETWORK 第33号（2003.1.1） |
|---|---|
| ページ数 | 6ページ （全7765字） |
| 形式 | PDFファイル形式 （1151kb） |
| 雑誌掲載位置 | 70〜75ページ目 |
１９７２年，一人の男がＰＡＲＣパーク〓と呼ばれるゼロックスの研究所に入所した。この男の名はボブ・メトカフ。イーサネットの発案者である。イーサネットが動作する基本原理と，“Ｅｔｈｅｒｎｅｔ”という名称を考え出した本人だ。ある大学院生がＬＡＮの開発へ この年の前半，メトカフはハーバード大学の博士課程に在籍していた（写真１−１）。ちょうど卒業の時期で，博士論文を書くのと同時に，就職先も探していた。第１…
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