Ｓｐｅｃｉａｌ　Ｆｅａｔｕｒｅ〜連載（４）●製造論　半導体生産の競争力が低下した理由　“見える化”で海外メーカーに遅れ
日経マイクロデバイス　第251号　2006.5.1

この記事の情報
掲載誌	日経マイクロデバイス　第251号（2006.5.1）
ページ数	7ページ　（全13239字）
形式	PDFファイル形式　（134kb）
雑誌掲載位置	43〜49ページ目

日本の“お家芸”と思われていた半導体の生産技術が，実は世界の常識から見ると完全に遅れていた−。このような分析結果を，一橋大学教授の中馬宏之氏が発表した。日本メーカーが，好調なＤＲＡＭ市況に甘んじていた１９９０年代前半，米Ｔｅｘａｓ　Ｉｎｓｔｒｕｍｅｎｔｓ　Ｉｎｃ．（ＴＩ）を中心とする海外企業は半導体生産システムを根本から変えた。生産状況やコストが一目瞭然に分かる“見える化”を進めたのである。その威…