Ｉｎｓｉｄｅ　Ｍｅｍｏｒｙ　囲み〜遺伝的アルゴリズムが　デバイス・プロセス分野へ波及
日経マイクロデバイス　第228号　2004.6.1

この記事の情報
掲載誌	日経マイクロデバイス　第228号（2004.6.1）
ページ数	1ページ　（全582字）
形式	PDFファイル形式　（230kb）
雑誌掲載位置	54ページ目

　複数のパラメータを短時間に最適化する「遺伝的アルゴリズム」の応用範囲が広がっている。遺伝的アルゴリズムとは，人工知能を使った探索アルゴリズムの一種で，探索の仕方が集団遺伝学の振る舞いに似ていることから，このように呼ばれている。　これまでは回路設計分野への応用が中心だった。例えば，遺伝的アルゴリズムを使ったクロック調整技術が挙げられる（本誌２００３年９月号，ｐｐ．３８−４５を参照）。クロック回路に…