特別企画　前半　囲み〜ＳＴは特別な存在ではない　日本企業にばん回の余地あり
日経マイクロデバイス　第215号　2003.5.1

この記事の情報
掲載誌	日経マイクロデバイス　第215号（2003.5.1）
ページ数	2ページ　（全2194字）
形式	PDFファイル形式　（463kb）
雑誌掲載位置	56〜57ページ目

　伊仏ＳＴＭｉｃｒｏｅｌｅｃｔｒｏｎｉｃｓ社（ＳＴ）は特別な存在ではない。日本の大手ＬＳＩ各社がばん回できる余地はある。　ＳＴの業績推移を見ると，ほぼ定常的に二ケタの営業利益率を維持していることが分かる（本号，ｐ．５１の図４を参照）。売上規模は１９９８年までは５０億米ドル未満と，同期間に５０００億〜８０００億円で推移していた日本のＬＳＩ大手よりも低いが，営業利益率は１５％前後の水準を維持していた。…