速報〜三菱レイヨン，ＣＦＲＰをコスト低減大型構造物向けに炭素繊維を改良
日経ものづくり　第641号　2008.2.1

この記事の情報
掲載誌	日経ものづくり　第641号（2008.2.1）
ページ数	1ページ　（全1427字）
形式	PDFファイル形式　（263kb）
雑誌掲載位置	25ページ目

「ＰＡＮ（ポリアクリロニトリル）系炭素繊維の価値観や使い方を変える可能性がある」と，三菱レイヨンＡＮ技術統括室ＣＦグループリーダー部長の今井義隆氏が自信をのぞかせるのは，同社が２００８年にサンプルを投入する予定の新しいＰＡＮ系炭素繊維「Ｐ３３０」シリーズだ（図１）。特徴は繊維の束を増やしながらも，これまで難しかった高い強度／剛性，高い品位（均質性など）を確保した点にある。自動車や船舶，風力発電翼と…