特集　崩れゆく生産現場〜実際の失敗がセミナーの題材　原因を推定し対策を考える
日経ものづくり　第593号　2004.2.1

この記事の情報
掲載誌	日経ものづくり　第593号（2004.2.1）
ページ数	1ページ　（全1114字）
形式	PDFファイル形式　（118kb）
雑誌掲載位置	92ページ目

三井造船は２００２年から，本社を含む全事業所を対象に，工学院大学教授の畑村洋太郎氏が提唱する「失敗学」を取り入れた社内セミナーを開催している。その場では，実際に起こった事故を例に挙げて，その発生シナリオを推定させ，原因や対策を考えさせる。その成果は，自社の設備向けにも落とし込む。既に，延べ２００人以上が，このセミナーを受講している。　「最後の砦は人。事故の前には必ず兆候があるが，それを感じるかどう…