ＭＡＰ　Ｔｒｅｎｄ〜溶接・塗装分野からの脱皮を図るロボット　知能化，ネットワーク化でラインを簡素に
日経ものづくり　第543号　1999.12.1

この記事の情報
掲載誌	日経ものづくり　第543号（1999.12.1）
ページ数	4ページ　（全5834字）
形式	PDFファイル形式　（145kb）
雑誌掲載位置	102〜105ページ目

　産業用ロボットの主な需要は溶接・塗装作業。そのため，ロボットの動作速度の高速化や，溶接・塗装用配管の取り回しの改善など，使い勝手の良さを向上させた製品の発表が相次いでいる。だが今年後半になり，産業用ロボットの世界にもう一つの新しいトレンドが現れた。ロボット単体の機能向上，複数のロボットによる協調作業の二つだ。前者は熟練者の作業を置き換え，後者は大型の搬送機械やその周辺機器を不要にする。いずれも，…