改革手法ウォッチング　施行直前！日本版ＳＯＸ法対応　バンダイナムコホールディングス、理想科学工業、Ｔ＆Ｄホールディングス〜“雪だるま式”の文書化に要注意　　的を絞った業務改善が鍵
日経情報ストラテジー　第192号　2008.4.1

この記事の情報
掲載誌	日経情報ストラテジー　第192号（2008.4.1）
ページ数	6ページ　（全5595字）
形式	PDFファイル形式　（936kb）
雑誌掲載位置	166〜171ページ目

　いよいよ今年４月から、金融商品取引法に定められた内部統制制度（いわゆる日本版ＳＯＸ法）の適用が始まる。厳格な米国ＳＯＸ法への対応が日本でもお手本とされてきたが、日本版ではより柔軟な対応が可能だ。負荷を抑えつつ法の要件を満たすうえで、はまってはいけない３つの落とし穴を探った。　「金融庁は『あらゆる業務を文書化せよとは言ってない』『ＩＴが必須でもない』と説明するが、実務との温度差を感じる。どこまでや…