やる気のサイエンス〜社会学と心理学が処方する　「自己物語」という治療法
日経情報ストラテジー　第135号　2003.7.1

この記事の情報
掲載誌	日経情報ストラテジー　第135号（2003.7.1）
ページ数	4ページ　（全5073字）
形式	PDFファイル形式　（78kb）
雑誌掲載位置	142〜145ページ目

　若者に「ひきこもり」が増え、サラリーマンにも「うつ病」が広がっている。それほどではないにしても、部下の「やる気がない」「動いてくれない」という状態に、どこか病的なものを感じている上司は多いだろう。　病気だとしたら、小手先の能力開発法やマネジメント論による成果は期待できない。肝臓病がビタミン剤では治らないのと同じ道理である。病気には、ドクターによる正確な診断と的確な処方箋が必要なのだ。　こうした現…