特集１　１４００億円投じるＩＴ経営革新の真相　松下電器は復活するか〜１４００億円で「破壊と創造」を目指す
日経情報ストラテジー　第135号　2003.7.1

この記事の情報
掲載誌	日経情報ストラテジー　第135号（2003.7.1）
ページ数	5ページ　（全4977字）
形式	PDFファイル形式　（161kb）
雑誌掲載位置	37〜41ページ目

　前章で紹介した福島工場におけるポータブルＭＤプレーヤーの製造部門と販売部門によるＳＣＭ（サプライチェーン・マネジメント）の取り組みは、一事業所だけの業務改革にとどまらない。　松下電器は、これまでの開発、製造、販売のあらゆる体制をがらりと変えようとしているのだ。　「ＩＴ（情報技術）を駆使してモノづくりや組織構造を根本的に見直し、生き残りをかけたい」　２０００年６月に就任した中村夫社長は、経営幹部を…