特集　総力特集　２００２年　戦略大全〜早くも迎えた転換期　成果の格差拡大へ
日経情報ストラテジー　第117号　2002.1.1

この記事の情報
掲載誌	日経情報ストラテジー　第117号（2002.1.1）
ページ数	6ページ　（全8267字）
形式	PDFファイル形式　（117kb）
雑誌掲載位置	44〜49ページ目

　２００２年。ＳＣＭは大きな転換期を迎えることになりそうだ。　ここ数年間、大手製造業や小売業、卸、そして物流企業などがこぞってＳＣＭプロジェクトを本格化させた。その結果、取引先との情報共有に必要なネットワークや需要予測システムといった情報インフラの整備は大きく前進。在庫の削減や納品リードタイムの短縮といった直接的な効果を上げた企業も少なくない。例えば花王は「ＳＣＭを始めた９７年と比べて在庫は３割減…