トラブルシューター　岩脇一喜のＳＥ事件簿〜「船頭多くして船山に上る」は　システム障害修復の最悪事態
日経ITプロフェッショナル　第33号　2005.2.1

この記事の情報
掲載誌	日経ITプロフェッショナル　第33号（2005.2.1）
ページ数	1ページ　（全1686字）
形式	PDFファイル形式　（177kb）
雑誌掲載位置	11ページ目

　面白いもので，どんな組織やプロジェクトにも“有事”を好む人がいるものだ。こういう人はたいてい，普段は何をやっているのか分からないほど地味で目立たないくせに，いざ大事件が起こると「待ってました」とばかりに目を爛々と輝かせて表舞台に出てくる。　表舞台に出るのは勝手だが，困ったことに現場の指揮を執りたがる。有事の際の指揮系統の乱れによる問題の長期化や泥沼化は，このような目立ちたがり屋の船頭が“我も我も…