判例に学ぶ医療・介護トラブル回避術〜「身体拘束は違法」と遺族が提訴 違法性を認め法人に損害賠償命令
日経ヘルスケア 第415号 2024.5.1
| 掲載誌 | 日経ヘルスケア 第415号（2024.5.1） |
|---|---|
| ページ数 | 3ページ （全4415字） |
| 形式 | PDFファイル形式 （779kb） |
| 雑誌掲載位置 | 75〜77ページ目 |
転倒・転落予防を目的に身体拘束を行った９０歳代の入院患者が死亡しました。遺族は、身体拘束がなければ死亡を回避できたとし、医療法人に約４０００万円の損害賠償を求めました。裁判所は、身体拘束の違法性を認めつつ死亡との因果関係は否定し、医療法人に１００万円の支払いを命じました。事件の概要 ２０１７年５月９日朝、女性患者Ａ（入院及び死亡当時９０歳代前半）は４０度の発熱と意識レベル低下でＢ大学病院に入院した…
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