Ｒｅｐｏｒｔ〜「あずみの里」訴訟から得る教訓は？
日経ヘルスケア　第373号　2020.11.1

この記事の情報
掲載誌	日経ヘルスケア　第373号（2020.11.1）
ページ数	4ページ　（全4497字）
形式	PDFファイル形式　（762kb）
雑誌掲載位置	66〜69ページ目

特別養護老人ホームでドーナツを食べた入所者の女性が死亡し、職員が業務上過失致死罪に問われた「あずみの里」訴訟。施設側と遺族の示談後、食事を提供した看護職員の刑事責任が問われるという異例の事態だった。一審で有罪、控訴審で無罪となって終結したが、訴訟から得られる教訓を紹介する。　「高齢者の人間性を全うさせる介護のためにこの判決が役立つことを心から願う」─。２０２０年７月２８日、起訴から６年を経た無罪判…