病医院トラブル１１０番日記〜「癌は治療するな」を信じて患者の妻が抗議の手紙　キーパーソンを推測して丁寧な説明を指示
日経ヘルスケア　第369号　2020.7.1

「なにわのトラブルバスター」─。本職の傍ら、病医院を経営する院長らの悩みを聞いているうちに、誰からともなくこう呼ばれるようになった。診療上の問題からプライベートなことまで、相談内容は様々。今回の相談は、「癌は治療するな」を信じた患者の妻が送りつけてきた手紙について。主治医と病院を激しく責める内容を見た事務長はかなり困っているようだ。　「やくざは人を殺さないが、医者は金を取って人を殺す」─。Ａ病院に…