ＲＥＰＯＲＴ　病院〜救急医療に活路見い出す　都市部の中小民間病院
日経ヘルスケア　第177号　2004.7.1

　夜間のスタッフ確保の問題などから、「労多くして実りが少ない」と言われる救急医療。しかし、東京都など大都市部の中小病院では、救急医療に積極的に取り組むところが少なくない。救急患者の受け入れにより、新規入院患者が確保できるだけでなく、自治体からの補助金によって、経営の安定化が図れるからだ。　「このままではいずれ立ちゆかなくなる。救急を積極的に手がけて、急性期病院として生き残っていくしかない」−。医療…