ダイアリー　１０月１６日〜病院で死亡する人は全体の８割　医療経済研究機構の調査結果
日経ヘルスケア　第133号　2000.11.1

　（財）医療経済研究機構がまとめた終末期医療などに関する国際比較調査によると、病院で亡くなる人の割合は６０年の２２％から９８年の７９％まで上昇し、ＯＥＣＤ加盟国の中で最高水準にあることが明らかになった。例えば、米国、英国の両国は、５割強にとどまっている。調査報告書では、病床数の多さと病院へのアクセスの良さが病院死亡割合の高さの理由と分析。また、患者のＱＯＬの向上のためにも、緩和ケア病棟（ホスピス）…