特集１　急・慢性期区分のもたらす衝撃度〜急性期５０万床へのシナリオ
日経ヘルスケア　第119号　1999.9.1

この記事の情報
掲載誌	日経ヘルスケア　第119号（1999.9.1）
ページ数	6ページ　（全7016字）
形式	PDFファイル形式　（169kb）
雑誌掲載位置	12〜17ページ目

　急性期・慢性期への病床区分は、もはや既定路線になっている。これが実施された場合、現在約１２５万床ある一般病床のうち、急性期で残れるのは最終的に５０万床程度とみられている。改正医療法に込められた様々な仕掛けにより、多くの民間中小病院は病床削減を余儀なくされ、慢性期病床に組み込まれていくことになる。　「今回の『中間報告』の意味は大きい。これでこの先１０年間の医療提供体制の方向性が定まった」。日本病院…