Ｂｒｅａｋｔｈｒｏｕｇｈ　電池革新、ソニーが震源〜ソニー、Ａｐｐｌｅ、　電池開発を加速
日経エレクトロニクス　第1163号　2016.1.1

この記事の情報
掲載誌	日経エレクトロニクス　第1163号（2016.1.1）
ページ数	2ページ　（全1850字）
形式	PDFファイル形式　（373kb）
雑誌掲載位置	30〜31ページ目

　「今の電池の体積当たりエネルギー密度は７００Ｗｈ／Ｌ。これを２０２０年には１０００Ｗｈ／Ｌに引き上げる」─。　ソニーが、次世代２次電池に関する驚きの開発計画を明らかにした。スマートフォン（スマホ）などで使われている薄型の２次電池の性能を、今後５年で４割高めるというのだ。これは電池が電気をためる性能を示す指標の「体積当たりのエネルギー密度」を、年率８％で上昇させることを意味する。上昇のペースはこれ…