特集　破壊と創造〜第１章：研究開発　再生への挑戦
日経エレクトロニクス　第760号　2000.1.3

一時は「最強」といわれた日本のエレクトロニクス・メーカ。しかし，バブル崩壊後の不況や円高は，その強さを打ち砕いた。体力復活をねらい，エレクトロニクス・メーカは「選択と集中」によるスリム化を進めてきた。この選択と集中による現行体制の意図的な破壊は，次の姿の創造に向かう通過点に過ぎない。２０００年を契機に，再び攻勢に転じる。そのために，研究開発体制の再活性化が急務となっている。（原田　衛，田野倉　保雄…