特集　特許報酬制度の現実〜高額化と選別の時代へ，　特許報酬制度が変わる
日経エレクトロニクス　第752号　1999.9.20

この記事の情報
掲載誌	日経エレクトロニクス　第752号（1999.9.20）
ページ数	6ページ　（全5999字）
形式	PDFファイル形式　（201kb）
雑誌掲載位置	134〜139ページ目

「強い特許の考案者には高額な実施報酬で報いる」。こんな制度を，大手エレクトロニクス・メーカは相次いで打ち出してきた。企業は，特許料収入を経営の柱の一つと位置づけ，「稼げる特許」の確保を目指す。企業による特許の選別が強化され，勝組み／負け組みの差が特許でも鮮明になりつつある。　日本の電子技術者の多くは，日常業務の一環として特許を考案し，出願している（図１）。企業は，業務の一環として考案された特許につ…