ニュース・レポート〜 分解能が高い非接触電流プローブの開発にNECが取り組んだ背景には,電子機器が放射する電磁雑音を抑制する,いわゆるEMI(electro−magnetic interference)対策が年々難しくなっていることがある。一般に電子機器メーカでは,プリント回路基板の配線パターンを工夫したり,
日経エレクトロニクス 第735号 1999.1.25
掲載誌 | 日経エレクトロニクス 第735号(1999.1.25) |
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ページ数 | 2ページ (全587字) |
形式 | PDFファイル形式 (39kb) |
雑誌掲載位置 | 31〜32ページ目 |
NECは,最小1.3mm間隔に配置したLSI端子や配線パターンを流れる電流を測定できる電流プローブを開発した。磁界を検出して電流を測定する非接触方式を採用。電子機器が放射する電磁雑音の原因究明に使える。図1 従来の非接触電流プローブの構造同軸ケーブルを小さく丸めた構造である。この構造では,真円を保ちながら小型にすることが難しい。このため,分解能は3mm程度が限界だった。図2 開発した非接触電流プロ…
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