達人に学ぶ服薬指導のツボ〜第３回 前立腺肥大症
日経ドラッグインフォメーション 第106号 2006.8.1
| 掲載誌 | 日経ドラッグインフォメーション 第106号（2006.8.1） |
|---|---|
| ページ数 | 4ページ （全6268字） |
| 形式 | PDFファイル形式 （90kb） |
| 雑誌掲載位置 | 9〜12ページ目 |
前立腺肥大症は４０歳以降の発症が多く、５０歳代の男性の約半数に見られる男性特有の加齢性疾患だ。わが国での患者数は数百万人ともいわれる。良性疾患であるため、すべてが治療の対象にはならないが、予防法や根治療法は存在しない。薬物治療の目標は、前立腺肥大に伴う排尿障害の緩和によるＱＯＬ（生活の質）の維持となる。 薬物は排尿障害の原因に応じて使い分けられる。α受容体を介した前立腺部および尿道の緊張による機…
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