疾患ごとに学ぶＰＯＳ薬歴管理　第９回　かぜ・インフルエンザ〜基礎編
日経ドラッグインフォメーション　第98号　2005.12.1

この記事の情報
掲載誌	日経ドラッグインフォメーション　第98号（2005.12.1）
ページ数	2ページ　（全2559字）
形式	PDFファイル形式　（488kb）
雑誌掲載位置	10〜11ページ目

概念・疫学　かぜ症候群は、鼻腔から咽頭までの上気道における急性炎症性疾患の総称である。ウイルスや細菌、クラミジア、マイコプラズマの感染などによって引き起こされるが、ウイルスによるものが全体の９割を占めると考えられている。小児は年間に平均６回、成人でも平均２回ほど罹患するといわれる。　インフルエンザは、インフルエンザウイルスが引き起こすかぜ症候群の一種だが、場合によっては死亡に至る重篤な疾患であるこ…