疾患ごとに学ぶＰＯＳ薬歴管理　第２回　高脂血症〜基礎編
日経ドラッグインフォメーション　第91号　2005.5.1

この記事の情報
掲載誌	日経ドラッグインフォメーション　第91号（2005.5.1）
ページ数	2ページ　（全2306字）
形式	PDFファイル形式　（143kb）
雑誌掲載位置	10〜11ページ目

概念・疫学　血液中の脂質には、コレステロール、トリグリセリド（ＴＧ、中性脂肪）、リン脂質、遊離脂肪酸の４種類がある。このうちコレステロール、ＴＧのどちらか、あるいは両方が異常に増加した状態が高脂血症である。　高脂血症は、個体の素因異常で発生すると考えられている原発性高脂血症と、肥満、糖尿病、甲状腺機能低下症、慢性腎不全、ネフローゼ症候群、閉塞性肝疾患、アルコール多飲、腎不全など、他の疾病に起因する…