展覧会＆コンペ　青春の〜［青春のロシア・アヴァンギャルド　シャガールからマレーヴィチまで］数多くの前衛画家を生み出した２０世紀初頭のロシアを再発見
日経デザイン　第253号　2008.7.1

この記事の情報
掲載誌	日経デザイン　第253号（2008.7.1）
ページ数	1ページ　（全1031字）
形式	PDFファイル形式　（3126kb）
雑誌掲載位置	112ページ目

　スターリンが政権を握る直前のロシア美術と聞いただけでも、何かありそうだ、との直感が働くのではないか。陣容はシャガール、カンディンスキー、マレーヴィチ…。２０世紀初頭のロシアは、前衛的な画家たちを次々に生み、気勢をあげた前衛美術の拠点だったのだ。　１９世紀後半に印象派が花開いたパリでは２０世紀に入るとピカソやブラックがキュビスムを始め、シュルレアリスムなどの多様な展開につながっていく。その刺激的な…