ＮＥＷＳ　時事〜宮古市田老「万里の長城」を一部保存、震災遺構に
日経コンストラクション　第600号　2014.9.22

この記事の情報
掲載誌	日経コンストラクション　第600号（2014.9.22）
ページ数	1ページ　（全1154字）
形式	PDFファイル形式　（658kb）
雑誌掲載位置	21ページ目

　岩手県は、東日本大震災の津波の脅威を後世に伝えるため、被災した宮古市田老地区の防潮堤を震災遺構として保存する方針を固めた。市から保存の要望を受けた県は、防潮堤を約６０ｍにわたって残すことが可能だと判断。今後、保存・活用に向けて市と協議を進める。　田老地区の防潮堤は、第１線堤と第２線堤がＸ字形に交差する線形をしている。総延長約２．４ｋｍ、高さ約１０ｍの長大さから「万里の長城」と呼ばれていた。津波に…