特集　「点検革新」への道筋〜「人手頼みの技術」の限界
日経コンストラクション　第564号　2013.3.25

この記事の情報
掲載誌	日経コンストラクション　第564号（2013.3.25）
ページ数	4ページ　（全3804字）
形式	PDFファイル形式　（5513kb）
雑誌掲載位置	40〜43ページ目

インフラ点検を円滑に進めるには、資料や人員などの環境整備が不可欠だ。しかし環境整備だけでは、インフラの老朽化に伴う事故を確実に防ぐことは難しい。現状の点検手法が人手に大きく依存する方法で、技術的な限界を抱えるからだ。　２月１０日午前１０時３０分ごろ、浜松市天竜区水窪町で、全長３２ｍ、幅１．２ｍの鋼製の吊り橋が傾いた。橋は１０カ月前に点検したばかりだった。　国道１５２号と水窪川をまたぐ歩行者専用吊り…