連続特集　納得できる設計変更〜連続特集●入札・契約の適正化　後編　納得できる設計変更
日経コンストラクション　第444号　2008.3.28

「発注者が設計変更を認めてくれない」、「認められても費用は受注者持ち」──。公共工事の受発注者関係の片務性を代表する古くからある問題だが、切実さが増している。水面下でくすぶっていた設計変更の問題が、価格競争の激化や入札制度改革の進展に伴って顕在化。無償で協力する余裕も、次の「指名」といった見返りも、受注者にはもはやない。受発注者が互いに納得できる設計変更を、どう実現するか。交渉の最前線を追うと同時…