特集　基本を守らず熟練者が相次ぎ死傷〜確認が不徹底
日経コンストラクション　第414号　2006.12.22

この記事の情報
掲載誌	日経コンストラクション　第414号（2006.12.22）
ページ数	2ページ　（全1607字）
形式	PDFファイル形式　（397kb）
雑誌掲載位置	38〜39ページ目

　京都第二外環状道路の工事用道路の橋で，施工中に事故が発生した。ＰＣ（プレストレスト・コンクリート）桁を橋台に仮置きしていたところ，桁が中央付近で二つに折れ，下を流れる川に落下した。　事故が起きたのは２００６年７月４日。橋台で作業していた作業員の１人に桁が接触し，右足脛腓骨骨折で全治４カ月の重症を負った。　折れた桁は長さ２４ｍ，幅１．１ｍ，高さ１．２ｍのプレテンションＴ桁で重さ約２７ｔ。橋は７本の…