特集 自然が招く現場の災害〜国道１０８号災害防除工事（秋田県矢島町）
日経コンストラクション 第366号 2004.12.24
| 掲載誌 | 日経コンストラクション 第366号（2004.12.24） |
|---|---|
| ページ数 | 4ページ （全2730字） |
| 形式 | PDFファイル形式 （161kb） |
| 雑誌掲載位置 | 50〜53ページ目 |
厚層基材吹き付けを施した斜面の崩落で，通行中の市民が犠牲となった。融雪水や雨水が原因と思われたが，それだけでは崩落には至らない。そこで県の調査委員会が描いたシナリオは，凍結した地表面の一部が融解し，地下水を蓄える格好になったというもの。今まで想定していなかったメカニズムだ。 崩落事故は２００４年３月１１日，秋田県矢島町内の国道１０８号で起きた。現場付近では，その約１カ月前の２月１５日にも国道の山側…
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