ズームアップ　酒田みらい橋工事（山形県酒田市）〜酒田みらい橋工事（山形県酒田市）　新素材で桁の重量を５分の１に
日経コンストラクション　第311号　2002.9.13

この記事の情報
掲載誌	日経コンストラクション　第311号（2002.9.13）
ページ数	6ページ　（全3159字）
形式	PDFファイル形式　（775kb）
雑誌掲載位置	28〜33ページ目

６ブロックに分割した橋桁をクレーンが軽々と吊り上げて架設していく。長さ５０ｍの歩行者専用橋だが，桁の総重量は５０ｔしかない。「ダクタル」と呼ぶ新素材を国内の橋として初めて採用した。コンクリートの１０倍前後の強度があり，鉄筋は不要。桁を軽くできるので，コンクリート橋の約５分の１に重量を抑えられ，下部構造の小型化にもつながった。　コンクリート系の新素材であるダクタルを採用したのは，酒田市の市街地を流れ…