大森敏行のプログラミングで行こう〜知能はＡＩで補える　視力を眼鏡で補えるのと同じ
日経コンピュータ　第1116号　2024.3.21

この記事の情報
掲載誌	日経コンピュータ　第1116号（2024.3.21）
ページ数	1ページ　（全1373字）
形式	PDFファイル形式　（156kb）
雑誌掲載位置	105ページ目

最近、「賢さ」についてよく考えている。現代社会では知的労働が中心なので、賢さは仕事をするうえで重要だと見なされている。例えば、難関大学の出身者が就職で優遇される、いわゆる「学歴フィルター」は、様々な批判にもかかわらず、根強く残っている。例外もあるが、一般に難関大学出身者は相対的に賢い可能性が高いからだ。　企業が賢い人を欲しがるのは、そうした人のほうが質の高い仕事ができ、企業に多くの利益をもたらすと…