動かないコンピュータ　東京穀物商品取引所〜新取引システムの稼働を３カ月延期日本独自方式の実装がアダに
日経コンピュータ　第692号　2007.11.26

この記事の情報
掲載誌	日経コンピュータ　第692号（2007.11.26）
ページ数	2ページ　（全3640字）
形式	PDFファイル形式　（1388kb）
雑誌掲載位置	156〜157ページ目

東京穀物商品取引所は９月２６日、１０月１日に迫っていた「ザラバ取引システム」の稼働を延期すると発表した。価格データの配信処理に不具合があり、正常に取引できないことが判明したためだ。海外製パッケージに独自の機能を実装する過程でバグが発生した。再稼働日は２００８年１月４日である。　「何カ月もかけて準備をしてきてくださった会員の皆さんには、本当にご迷惑をおかけした。申し訳ない」。大豆や砂糖などの先物取引…