第2特集〜産業界の「村八分」事件 よそ者排除でゆがむ市場 東芝や国交省の「罪」
日経ビジネス 第2140号 2022.5.16
掲載誌 | 日経ビジネス 第2140号(2022.5.16) |
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ページ数 | 10ページ (全11296字) |
形式 | PDFファイル形式 (6196kb) |
雑誌掲載位置 | 34〜43ページ目 |
有力者の意に沿わない者を「村八分」にする排他的体質が産業界に根強く残る。この前近代性が、いかに公正な市場をむしばんでいるか。その実態を明らかにする。明治維新から約150年を経て、今なお古き因習にとらわれた官民に警鐘を鳴らす。 「村ハチブは村の制裁として村づきあひを絶ち外すことである」(柳田国男編『山村生活の研究』民間伝承の会、1937年)──。 大分空港からクルマで1時間余り。山あいを走る国道のカ…
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